流し撮りをしよう♪
今後は基本編1・2を終了され飛び物を有る程度捉えられるようになった後、
少しレベルアップしたい方へのテクニックなどを飛び物講座として書こうかな・・。
と言いますのも試された方の結果や進み具合が良く分からないので
基本を試される方は講座1・2を参考にしていただき
基本をマスターした方はお好みで今後のテクニック編へとお進み頂こうかと・・
※昨日より飛び物写真には撮影状況とワンポイントをつけるようにしましたので
そちらと共に参考にしていただけたらと思います。
ではテクニック編、第1回は超基本、流し撮りについて書いてみようと思います。
皆さんご存知だと思いますが簡単に言いますと、動く物をファインダーの一定の位置で捕らえ
カメラを振り追いかけながら撮影することです。
大抵の場合はシャッター速度(以後ss)を落とし
背景を流れさせスピード感や迫力、動きを出すため使われます。
注)三脚を使いカメラを振る方が安定感は高いと思うのですが
飛び物は機動力が最優先なのですべて手持ち撮影を前提に書かせていただきます。
まず重要なのはカメラの構え方です。
・足は肩幅くらいに開き、両脇を締めレンズをしっかり支えます。
良く聞く最も基本的な構え方なのですがこれがしっかり出来ないと
安定感の有る流しは出来ません。
これを機会に一度構え方の再確認も良いかもしれませんね♪
次にカメラの振り方ですが
・上体は固定したまま腰の回転のみで振ってください。
腕で振りに行くとかなり安定感が落ちます。
・当然振りながらシャッターを切るわけですが写した後もそのまま振り切ってください。
撮った所で止めると失敗が増えます。
・カメラを安定させる以外の力は極力抜きリラックス
変に力が入るとスムーズな回転が出来ませんしカメラの軌道がブレます。
ファインダー上で
・視線は1点に固定し動かさない。
最初は中央で良いので口マーク(合焦マークが付く所)等を使い視線を固定
慣れてきたら構図を考え任意の位置で追える様にしましょう。
・被写体の同じ場所を固定した視線で見続ける
飛び物なら瞳をみましょう。
イメージ的にはファインダー内で目標に目線ズームかける感じです。
視線が合うぐらいだとベストですね!
練習方法としては
・最初は余りss落さず1/500辺りから撮ってみましょう。
・安定して撮れる様になったら徐々にss落す方が無理なく身体が覚えてくれます。
旨くいかない場合はカメラの構え方と振り方を再チェックして余計な力が入っていないか
確認してみましょう。
流れ具合の好みも有りますが、目安としてはss1/100辺りまでいけると良いですね♪
基本的なことを書きましたので、すでにご存知の事ばかりだと思いますが
ここはどうなってるの?等ご質問が有りましたらコメントいてれ下さい。
では、ssの違いで流れ方の変わる様子を数枚
1 ss1/1000
ほぼしっかり止まってますね。
動きは余り出ませんが、表情やポーズをしっかり切り取るには良いです。
eos-20D Tamron SP AF200-500MM F/5-6.3 Di LD
2 ss1/320
これは接近戦と言う事と前ボケが入っているのでかなりスピード感がでています。
eos-20D Tamron SP AF200-500MM F/5-6.3 Di LD
3 ss1/200
こちらは正面からなので余り流れてる感じがしません。
スピード感を出すなら少し角度をつけるほうが良いです。
eos-20D Tamron SP AF200-500MM F/5-6.3 Di LD
4 ss1/60
羽がブレて影のようです。
スピード感は有りますが落し具合を考えないと遅ければ良いというものでもないですね。
eos-20D Tamron SP AF200-500MM F/5-6.3 Di LD
5 ss1/25
以前燕返し(切り替えし)をリクエストされ撮った物です。
鋭いターンを止めて撮るとただの飛び物になるので思い切ってss落としてみました。
これは流し撮りの応用編ですかねー(笑)
eos-D60 Tokina AT-X840AF 80~400mm F4.5~5.6
撮影状況や被写体、写し取りたいイメージによって最適のssは常に変化します。
流し撮りを含めたssのコントロールを色々試されると面白いですよ。
※私の場合ですがシャッター速度優先モードでは撮っていません。
絞り値が極端に変わるとイメージが作りにくいからです。
(絞りすぎで回折とか、開放側一杯でこれ以上あけられないとか)
露出優先モードでiso感度や背景の明るさを旨く使いssをイメージに近い数値に近づけるほうが仕上がりは良い感じがします♪
少しレベルアップしたい方へのテクニックなどを飛び物講座として書こうかな・・。
と言いますのも試された方の結果や進み具合が良く分からないので
基本を試される方は講座1・2を参考にしていただき
基本をマスターした方はお好みで今後のテクニック編へとお進み頂こうかと・・
※昨日より飛び物写真には撮影状況とワンポイントをつけるようにしましたので
そちらと共に参考にしていただけたらと思います。
ではテクニック編、第1回は超基本、流し撮りについて書いてみようと思います。
皆さんご存知だと思いますが簡単に言いますと、動く物をファインダーの一定の位置で捕らえ
カメラを振り追いかけながら撮影することです。
大抵の場合はシャッター速度(以後ss)を落とし
背景を流れさせスピード感や迫力、動きを出すため使われます。
注)三脚を使いカメラを振る方が安定感は高いと思うのですが
飛び物は機動力が最優先なのですべて手持ち撮影を前提に書かせていただきます。
まず重要なのはカメラの構え方です。
・足は肩幅くらいに開き、両脇を締めレンズをしっかり支えます。
良く聞く最も基本的な構え方なのですがこれがしっかり出来ないと
安定感の有る流しは出来ません。
これを機会に一度構え方の再確認も良いかもしれませんね♪
次にカメラの振り方ですが
・上体は固定したまま腰の回転のみで振ってください。
腕で振りに行くとかなり安定感が落ちます。
・当然振りながらシャッターを切るわけですが写した後もそのまま振り切ってください。
撮った所で止めると失敗が増えます。
・カメラを安定させる以外の力は極力抜きリラックス
変に力が入るとスムーズな回転が出来ませんしカメラの軌道がブレます。
ファインダー上で
・視線は1点に固定し動かさない。
最初は中央で良いので口マーク(合焦マークが付く所)等を使い視線を固定
慣れてきたら構図を考え任意の位置で追える様にしましょう。
・被写体の同じ場所を固定した視線で見続ける
飛び物なら瞳をみましょう。
イメージ的にはファインダー内で目標に目線ズームかける感じです。
視線が合うぐらいだとベストですね!
練習方法としては
・最初は余りss落さず1/500辺りから撮ってみましょう。
・安定して撮れる様になったら徐々にss落す方が無理なく身体が覚えてくれます。
旨くいかない場合はカメラの構え方と振り方を再チェックして余計な力が入っていないか
確認してみましょう。
流れ具合の好みも有りますが、目安としてはss1/100辺りまでいけると良いですね♪
基本的なことを書きましたので、すでにご存知の事ばかりだと思いますが
ここはどうなってるの?等ご質問が有りましたらコメントいてれ下さい。
では、ssの違いで流れ方の変わる様子を数枚
1 ss1/1000
ほぼしっかり止まってますね。
動きは余り出ませんが、表情やポーズをしっかり切り取るには良いです。
eos-20D Tamron SP AF200-500MM F/5-6.3 Di LD
2 ss1/320
これは接近戦と言う事と前ボケが入っているのでかなりスピード感がでています。
eos-20D Tamron SP AF200-500MM F/5-6.3 Di LD
3 ss1/200
こちらは正面からなので余り流れてる感じがしません。
スピード感を出すなら少し角度をつけるほうが良いです。
eos-20D Tamron SP AF200-500MM F/5-6.3 Di LD
4 ss1/60
羽がブレて影のようです。
スピード感は有りますが落し具合を考えないと遅ければ良いというものでもないですね。
eos-20D Tamron SP AF200-500MM F/5-6.3 Di LD
5 ss1/25
以前燕返し(切り替えし)をリクエストされ撮った物です。
鋭いターンを止めて撮るとただの飛び物になるので思い切ってss落としてみました。
これは流し撮りの応用編ですかねー(笑)
eos-D60 Tokina AT-X840AF 80~400mm F4.5~5.6
撮影状況や被写体、写し取りたいイメージによって最適のssは常に変化します。
流し撮りを含めたssのコントロールを色々試されると面白いですよ。
※私の場合ですがシャッター速度優先モードでは撮っていません。
絞り値が極端に変わるとイメージが作りにくいからです。
(絞りすぎで回折とか、開放側一杯でこれ以上あけられないとか)
露出優先モードでiso感度や背景の明るさを旨く使いssをイメージに近い数値に近づけるほうが仕上がりは良い感じがします♪
by palms-7
| 2006-08-28 00:22
| 飛び物講座?